2025MFJ全日本ロードレース第5戦 スーパーバイクレース in 九州日時:2025年9月13日(土)会場:オートポリス(大分県)天気:曇り路面:ドライ 2025年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦は、「スーパーバイクレース in 九州」として9月13日(土)~14日(日)に大分県日田市のオートポリスで開催。標高約800mの山中にあるインターナショナルレーシングコースは、ダイナミックなアップダウンで知られる。 今大会のJSB1000クラスは、土曜日午前中に30分間のタイムアタック予選、土曜日午後に15周の決勝レース1、日曜日午後に18周の決勝レース2を実施するスケジュール。予選の天候は曇り、気温は約25℃、路面はドライコンディションで、かなりの強風だった。予選出走は19台。今季はここまで4レースを消化し、中須賀 克行選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がランキングトップに立っている。一方、前戦でダブルウィンを挙げた浦本 修充選手(AutoRace Ube Racing Team)は、中須賀選手と24点差のランキング2番手につけていたが、自身およびチームがFIM世界耐久選手権のボルドール24時間耐久ロードレースに参戦するため、今大会および次戦を欠場する。■JSB1000 Supported by ETS Racing Fuels(JSB1000クラス)/予選 まずトップに立ったのは、鈴鹿8時間耐久ロードレース終了後も全日本に全戦参戦することになった津田 拓也選手(Team SUZUKI CN CHALLENGE)。1分49秒079をマークし、これを中須賀 克行選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が1分49秒477、名越 哲平選手(SDG Taem HARC-PRO.Honda)が1分50秒397で追った。翌周、津田選手が1分48秒948にベストタイムを更新。野左根 航汰選手(Astemo Pro Honda SI Racing)が、1分49秒207で2番手に浮上してきた。 アタック3周目、野左根選手が1分48秒815のトップタイムを叩き出したが、同じ周に中須賀選手が1分48秒728で逆転。中須賀選手は、翌周に1分48秒380までタイムを縮めた。予選開始から10分が経過した頃から、一度ピットインする選手が増え、予選時間が後半を迎える段階では、中須賀選手がトップ、野左根選手が2番手、津田選手が3番手、名越選手が4番手、1分49秒379の岩田 悟選手(Team ATJ)が5番手、1分49秒670の伊藤 和輝選手(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)が6番手だった。テストから好タイムをマークする野左根 航汰選手は予選2位を獲得8耐後も全日本フル参戦が決定した津田 拓也選手は予選3位 津田選手は、後半もライバルより早めのタイムアタック突入で、1分48秒776をマークして2番手浮上。残り時間約10分のところで、鈴木 光来選手(Team ATJ)が1分49秒015で4番手に順位を上げた。終盤、単独で再びアタックに入った中須賀選手が、1分48秒178を経て唯一の1分47秒台となる1分47秒960をマーク。野左根選手のラストアタックは1分48秒351で、中須賀選手のセカンドベストにも届かず、これで中須賀選手のダブルポールポジション獲得が決まった。 決勝レース1の予選順位となるベストタイムの2~6番手は野左根選手、津田選手、名越選手、鈴木選手、伊藤選手の順。一方、セカンドベストタイムは中須賀選手、津田選手、野左根選手がトップ3で決勝レース2のフロントロースタートとなり、伊藤選手と名越選手と岩田選手が予選4~6番手でセカンドロースタートとなる。圧倒的な速さでRACE1、RACE2ともにトップとなった中須賀 克行選手予選4位を獲得した名越 哲平選手予選5位を獲得した鈴木 光来選手リザルト2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 スーパーバイクレースin九州公式サイトオートポリス関連情報全日本ロードレース第5戦 スーパーバイクレース in 九州