2024年全日本ロードレースST1000クラスチャンピオンの國井勇輝選手が、12月8日(日)にタイで行われたアジアロードレース選手権シリーズ最終戦のレース2で優勝し、大逆転でアジアロードレースASB1000クラスのチャンピオンを獲得した。 國井選手は、アンディ・ファリド・イズディハール選手に2ポイント差をつけたポイントリーダーで12月7日(土)のレース1を迎えたが、このレースでイズディハール選手が優勝、國井選手は3位となり、イズディハール選手が165ポイントでポイントリーダーに立った。 7ポイント差で追う立場になった國井選手だったが、8日(日)のレース2では、國井選手が優勝。2位に長島哲太選手が入り、イズディハール選手が3位。これで國井選手が再び2ポイント差でトップとなり大逆転でASB1000クラスのチャンピオンに輝いた。全日本ST1000クラスとのダブルタイトルを手土産に来シーズンは再び世界にチャレンジする。 また、TVC ASIA One Make Championshipに出場している尾野弘樹選手が、最終戦を待たずにチャンピオンを決定。全11レース中9勝を挙げての圧勝で、全日本J-GP3クラスと合わせてダブルチャンピオンに輝いている。写真©ARRC