2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 スーパーバイクレース in SUGO日時:2025年5月24日(土)会場:スポーツランドSUGO(宮城県)天気:曇り路面:ドライ 2025年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦は、「スーパーバイクレース in SUGO」として5月24日(土)~25日(日)に宮城県・スポーツランドSUGOで開催。JSB1000クラス以外の全日本格式3クラスは、いずれもこれが今季初戦となった。 このうちST600クラスは、土曜日午前に30分間の予選、午後に20周の決勝レース1、日曜日午後に同じく20周の決勝レース2というスケジュールとなる。公式予選の天候は曇りで、路面はドライコンディション。依然として路面温度は低めで、約20~22℃だった。■ST600 Supported by BRIDGESTONE(ST600クラス)/予選 ベストラップとセカンドベストラップが記録された段階で、長尾 健吾選手(TEAMKENKEN YTch)が1分29秒259でトップ。伊達 悠太選手(AKENO SPEED・MAVERICK)が1分29秒525で2番手、小山 知良選手(JAPAN POST Honda RACING TP)が1分29秒805で3番手となった。これまでのコースレコードは、昨年に阿部 恵斗選手が記録した1分29秒535で、長尾選手と伊達選手は、舗装が全面張替えられたコースで、いきなりこれを更新した。 さらに長尾選手は、アタック開始から5周目に1分28秒991を叩き出し、ST600クラスで初めて1分28秒台に。また、南本 宗一郎選手(AKENO SPEED・YAMAHA)が1分29秒602で3番手に浮上してきた。予選時間中盤、田中 啓介選手(NitroRyotaRacing 16)が1分29秒406で2番手に。残り7分を切った頃、南本選手が1分29秒430で3番手に上がってきた。さらに南本選手は、翌周もS2とS3で区間最速タイムを記録し、レコードタイムをさらに塗り替える1分28秒829でトップに立った。 残り5分を切った段階で、11番手の小田喜 阿門選手(SDG Team HARC-PRO. Honda)までが1分29秒台で、3~11番手まで9台が約0.6秒の間にひしめき合う状態。さらに残り約1分というところで、負傷した濵田 寛太選手の代役としてエントリーしているイデミツアジアタレントカップ参戦中の荻原 羚大選手(SDG Team HARC-PRO. Honda)が、1分29秒885で9番手に浮上し、これで1分29秒台は10台になった。 チェッカーを迎えるラップで伊達選手がタイムを上げ、1分29秒326で3番手。さらに、荻原選手が1分29秒816の7番手タイムを記録した。そしてベストラップタイムでは、南本選手の1分28秒829がトップとなり、決勝レース1のポールポジションを獲得。同じく1分28秒台の長尾選手が2番手、以下は伊達選手、田中選手、小山選手、松岡 玲選手(TO RACING BORG CUSTOM)までがトップ6となった。予選トップの#44南本 宗一郎選手(AKENO SPEED・YAMAHA)セカンドベストラップは1分29秒175の長尾選手がトップに また、セカンドベストラップで決まる決勝レース2の予選順位は、1分29秒175の長尾選手がポールポジションに。南本選手が1分29秒367で予選2位、伊達選手が1分29秒525で3位、以下は田中選手、小山選手、荻原選手のトップ6となった。決勝レース2は長尾 健吾選手(TEAMKENKEN YTch)が1番グリッドからスタートするリザルト2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 スーパーバイクレースinSUGO