ホールショットを奪ったのはNo.95千田俊輝選手(SDG N-PLANレーシング)だったが、S字でポールシッターNo.21山本剛大選手(TEAM TEC2&YSS)が先行する。 山本選手、千田選手の国際クラスのトップ争いの後方で3番手争いをしていたNo.16高橋匠選手(bLU cLU Norick&NEXT PROJECT)が転倒で戦線を離脱し、これで国内クラスのチャンピオンは、今大会をidemitsuアジアタレントカップ出場のために欠場した荻原羚大選手(Vesrah Racing TEC2 & YSS)のものとなった。 レース終盤を迎え、千田選手と山本選手のトップグループと、No.26久川鉄平選手(bLU cLU Webike team Norick)とNo.8野村唯人選手(SHINライディングサービス)の国内クラスによる3番手争いのセカンドグループに分かれたが、それぞれの戦いが激化。最終ラップの日立Astemoシケインで勝負に出た千田選手だったが曲がり切れず、山本選手がトップでチェッカー。千田選手は2位で国際クラスのチャンピオンを決めた。 3位争いは、最終ラップの西ストレートで野村選手をパスした久川選手がそのまま先行してチェッカー。なお、YAMAHA YZF-R3を使用するライダーの最高位ランカーに贈られる2024 bLU cLUヨーロッパR3カップスカラシップは、国内クラスランキング3位の高橋選手に決定した。No.21山本選手、No.8野村選手、No.95千田選手、No.16高橋選手、No.26久川選手のレース序盤のトップ争い国際クラス優勝の山本選手(中)、2位でチャンピオンを獲得した千田選手(左)、3位の田中選手国内クラス優勝の久川選手(中)、2位の野村選手(左)、3位の飯高選手今大会のレース結果から、前戦・岡山国際で優勝している荻原選手(中)が国内クラスのチャンピオンとなった