2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦 スーパーバイクレースinもてぎ日時:2025年8月23日(土)会場:モビリティリゾートもてぎ(栃木県)天気:晴れ路面:ドライ 2025年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦は、「スーパーバイクレース in もてぎ」として8月23日(土)~24日(日)に栃木県・モビリティリゾートもてぎで開催。JSB1000クラスは、今大会がシーズン3戦目となり、ここまで3レースを終えて中須賀 克行選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が34点リードのランキングトップに立っている。 今大会のJSB1000クラスは、土曜日と日曜日の決勝2レース制。これに先駆け、土曜日の朝に40分間の公式予選を実施した。9時20分にスタートした予選の天候は、やや雲がかかった晴れで、路面はドライコンディション。気温は約29℃まで上がってきた。エントリー台数は21台、出走台数は19台となった。■JSB1000 Supported by ETS Racing Fuels(JSB1000クラス)/予選 鈴鹿8時間耐久ロードレース終了後も全日本に継続参戦することが決まった津田 拓也選手(Team SUZUKI CN CHALLENGE)が、真っ先にコースイン。1分48秒484でトップタイムをマークし、これを中須賀 克行選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が1分48秒311で追い、さらに浦本 修充選手(AutoRace Ube Racing Team)が僅差で続いた。翌周、浦本選手は1分48秒075をマークしてトップに。これらの選手とは別のタイミングで走る野左根 航汰選手(Astemo Pro Honda SI Racing)が、4周目に1分48秒098で2番手浮上した。さらに、水野 涼選手(DUCATI Team KAGAYAMA)が1分48秒643で5番手、長島 哲太選手(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)1分49秒109で6番手となった。一時トップにつけた予選2位の#31浦本 修充選手 ここまでトップの浦本選手は、1分48秒台をキープしながら走行を続け、予選開始から15分ほど経過した7周目にピットイン。上位勢は、これと前後するタイミングで続々とピットインした。この段階で、トップ5は浦本選手、野左根選手、津田選手、中須賀選手、水野選手の順で、いずれも1分48秒台。浦本選手と野左根選手は0.023秒差、野左根選手と津田選手は0.084秒差という僅差だった。予選時間が残り15分を迎える頃、中須賀選手を除く上位勢はいずれも再びコースへ。浦本選手が、1分47秒915までタイムを更新し、津田選手が1分48秒073で2番手に順位を上げた。さらに、岩田 悟選手(Team ATJ)が1分49秒098で6番手に。そして、ここでアタックに入った中須賀選手が、1分47秒856で逆転を果たした。好調さを見せた予選4位の津田 拓也選手 予選時間終盤は、ピットインあるいはアベレージ走行に切り替えたライダーが多かったが、この中でアタックをかけたのは野左根選手。1分47秒676でトップに立った。そして予選最速は野左根選手に決定。ホンダ移籍後初のポールポジションを獲得した。中須賀選手が1分47秒856で2番手、浦本選手が1分47秒915で3番手、津田選手が1分48秒073で4番手、水野選手が1分48秒643で5番手。6番手争いはし烈で、終盤に1分49秒080をマークした名越 哲平選手(SDG Taem HARC-PRO.Honda)が、1分49秒098の岩田選手や1分49秒109の長島選手を逆転した。終盤のアタックで予選トップを獲得した野左根 航汰選手予選2位の#7中須賀 克行選手 また、日曜日の決勝レース2はセカンドベストラップで予選順位が決まり、こちらは中須賀選手が1分47秒951でトップに。浦本選手が1分48秒075で2番手、野左根選手が1分48秒098で3番手となり、フロントローに並ぶことになった。リザルト2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦 スーパーバイクレースinもてぎ関連記事一覧2025 MFJ全日本ロードレース第4戦 スーパーバイクレース in もてぎ