2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 もてぎ2&4レース日時:2025年4月19日(土)会場:モビリティリゾートもてぎ(栃木県)天気:晴れ路面:ドライ2025年のMFJ全日本ロードレース選手権は、4月19日(土)~20日(日)の第1戦「もてぎ2&4レース」で開幕を迎えた。今大会は、日本におけるフォーミュラカーレースの最高峰となるスーパーフォーミュラと併催され、2輪はこちらも全日本ロードレース最高峰となるJSB1000クラスのみ開催。19日(土)には40分間の予選が実施され、30台がタイムアタックに臨んだ。天候は晴れで、路面はドライコンディション。正午すぎの段階で25℃ほどまで気温は上昇した。■JSB1000 Supported by ETS Racing Fuels(JSB1000クラス)/予選11時30分に予選がスタート。前日から4輪と交互に走行しており、この日も午前中にスーパーフォーミュラの予選が実施されたことから、路面に4輪のラバーが付着した状態でのセッションとなった。鈴鹿8時間耐久ロードレースのマシン開発を目的にスポット参戦した津田拓也選手(Team SUZUKI CN CHALLENGE)が真っ先にタイムアタックに入り、これを名越 哲平選手(SDG Taem HARC-PRO.Honda)らが追う展開に。タイトル奪還を目指す中須賀 克行選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)はややタイミングを遅らせてコースインし、先陣を切って1分47秒台に突入。ここからトップ争いが激しくなった。津田同様にスポット参戦している高橋 巧選手(Honda HRC Test Team)が1分47秒968までペースを上げると、すぐに中須賀選手が1分47秒559を記録。さらに、事前に開催された「PRE-TEST “Round ZERO”」および予選前日のART走行でも総合トップタイムだった水野 涼選手(DUCATI Team KAGAYAMA)が1分47秒071を叩き出し、BMW M1000RRを駆る浦本修充選手(AutoRace Ube Racing Team)が1分47秒360をマークと、開始からわずか10分程度で激しいアタック合戦が繰り広げられた。JSB1000クラス 予選4位の中須賀克行選手JSB1000クラス 予選3位の浦本修充選手水野選手、浦本選手、中須賀選手のトップ3はここでいったんピットイン。高橋選手が1分47秒677までタイムを上げて以降、しばらく上位勢のタイム更新はなかったが、予選時間が残り15分を切ったところで、高橋選手が1分47秒200で2番手に、長島哲太選手(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)が1分47秒829で5番手まで浮上してきた。ここでクリアラップを得た水野選手が1分46秒807をマーク。ライバルたちを突き放した。終盤はコース上が混雑気味でタイムを短縮するライダーが少なく、結局、唯一の1分46秒台を記録した水野選手がポールポジションを獲得した。2番手には高橋選手、3番手には浦本選手が続き、この3選手が決勝レースのフロントローに並ぶことに。予選4番手は中須賀選手、5番手は長島選手、6番手はラストラップで1分47秒976をマークした野左根航汰選手(Astemo Pro Honda SI Racing)がつけた。JSB1000クラス 予選2位の高橋巧選手JSB1000クラス ポールポジションの水野涼選手もてぎ2&4レースリザルト» 4月18日(金)リザルト» 4月19日(土)リザルト» 4月20日(日)リザルトもてぎ2&4レース公式サイト» 公式サイト(モビリティリゾートもてぎ)» チケット情報(モビリティリゾートもてぎ)» イベント情報(モビリティリゾートもてぎ)