2025MFJカップ JP250選手権 第1戦日時:2025年5月24日(土)会場:スポーツランドSUGO(宮城県)天気:曇り路面:ドライ 2025年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦は、「スーパーバイクレース in SUGO」として5月24日(土)~25日(日)に宮城県・スポーツランドSUGOで開催。その併催レースとなる「MFJカップ JP250選手権 第1戦」は、土曜日の午前中に25分間の予選、午後の最後に12周の決勝レースを実施した。 予選の天候は曇りで、路面はドライコンディションながら、気温と路面温度は低めで、路面温度は20℃程度。エントリー台数は29台、出走台数28台となった。■JP250 DUNLOP OFFICIAL SUPPLIER(JP250クラス)/予選 JP250クラスは、国際ライセンスライダー(INT)と国内ライセンスライダー(NAT)の混走で競われる。その予選では、1978年生まれの大ベテランで、2006年には全日本GP250クラスで全戦(6戦)ポールポジション&決勝優勝を達成したこともある横江 竜司選手(TEAM TEC2 & MOTOTEC R4 & YSS)が、予選の初っ端からパフォーマンスを発揮。コース舗装が全面張替えられたばかりという好条件から、アタックラップ最初の周で1分41秒657をマークし、自身が2023年に記録した1分42秒007のINTコースレコードをいきなり更新した。ただしJP250クラス全体では、同年に荻原 翔大選手が1分41秒504をマークしている。 3周目、横江選手およびその横江選手を追うように4台の集団で走行していた竹本 倫太郎選手(BLU CRU AKENO SPEED)、松下 隆起選手(TEAM TEC2 & SANWA RACING & YSS)、石井 千優選手(SDG N-PLANRacing)、森山 浬(BLU CRU Webike Team Norick)が揃ってラップタイムを縮め、竹本選手が1分40秒948で全体トップとなり、森山選手が1分42秒656で全体5番手かつNATのトップに立った。翌周、INTトップの竹本選手は1分40秒832、NATトップの森山選手は1分42秒020までペースアップ。ここで竹本選手と松下選手と横江選手のトップ3は、一度ピットインした。 予選時間の後半、ピットインせず走行を続けていたINTの齊藤 太陽選手(KIJIMA KISS RACING TEAM)が、1分41秒764で全体4番手に。これとほぼ同じタイミングでコースインしていた横江選手が、1分40秒864で全体2番手に浮上した。また、鈴木 未来翔選手(M-Support MikiButuryu TOHO)が1分41秒929の全体5番手タイムで、NATのトップに立った。ここで、単独走行ながら驚速ラップタイムを刻んだのは横江選手。1分40秒167で逆転し、なおかつ2番手以下を大きく突き放した。 そして翌周で予選が終了。これにより1分40秒167の横江選手が予選トップ、1分40秒832の竹本選手が2位、1分41秒121の松下選手が3位、終盤に1分41秒614までタイムを縮めた齊藤選手が4位となった。予選トップ4はINTのライダーが占めたものの、NATのトップ争いも激しく、ラストアタックで鈴木選手が1分41秒741をマーク。しかし最後の最後で本間 国光選手(BLU CRU Team Norick+MGR.)が1分41秒678を叩き出して全体5番手となり、NATのトップとなった。鈴木選手がNATの2位、全体6位だった。予選トップの横江 竜司選手(TEAM TEC2 & MOTOTEC R4 & YSS)。※写真は決勝時のものですリザルト2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 スーパーバイクレースinSUGO