12月16日(土)、都内でMFJ MOTO AWARDS 2023が開催された。 MFJ MOTO AWARDSは、MFJ(一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会)による全日本ロードレース、全日本モトクロス、全日本トライアル、全日本スーパーモト、全日本エンデューロ、全日本スノーモビルの上位ランカーをはじめとした各賞の認定・表彰式で、コロナ禍ではオンラインで行われていたが、4年ぶりに受賞者が集まっての式典となった。 4年ぶりに各カテゴリーのライダーが集まって開催されたMFJ MOTO AWARDS 2023 全日本ロードレースでは、JSB1000クラスで12回目のチャンピオンを獲得したYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行選手が「この場に戻ってこられて本当に光栄です。来年も、ライダー全員で、素晴らしいレースをすることによってロードレースを盛り上げていきたい。個人的には、再びここに戻ってこられるよう頑張ります」と、ロードレースのライダーを代表してスピーチ。そしてJSB1000クラスのプレゼンターを、同クラスで今年から使用されるハルターマン・カーレス社のレース用カーボンニュートラル燃料ETSを供給する株式会社モトリティの川本 都 社長が務めた。また、ST1000クラスでは、ワンメイクタイヤサプライヤーの住友ゴム工業株式会社 タイヤ国内リプレイス営業本部の前野 基久 販売企画部長、ST600クラスではワンメイクタイヤサプライヤーの株式会社ブリヂストン 内田 達也 モータースポーツ部門長がそれぞれプレゼンターを務めた。株式会社モトリティ川本社長から表彰されるJSB1000クラスの中須賀選手 なお、式典冒頭の挨拶で登壇した鈴木哲夫MFJ会長から、世界に先駆けて導入したカーボンニュートラル燃料に関して、JSB1000クラスのライダー、チーム、サーキットをはじめ、各方面からの協力により成果が得られたことが報告された。 また、FIM MotoGP™世界選手権Moto3™クラスでシリーズランキング2位となった佐々木歩夢選手が世界選手権参戦功労賞を受賞。FIMアジアロードレース選手権SS600クラスでチャンピオンを獲得した南本宗一郎選手、そしてイデミツ・アジア・タレント・カップでランキング2位となった小田喜阿門選手と同ランキング3位の荻原羚大選手が海外参戦功労賞を受賞した。