2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 筑波大会日時:2025年6月21日(土)会場:筑波サーキット(茨城県)天気:曇り路面:ドライ 2025年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦筑波大会は、6月21日(土)~22日(日)に茨城県・筑波サーキットで開催。今大会は筑波ロードレース選手権シリーズと併催され、全日本格式としてはJ-GP3クラスのみとなる。 そのJ-GP3クラスはまず、土曜日朝に20分間の予選を実施。24台がタイムアタックに臨んだ。天候は曇りで、路面はドライコンディション。開始直前の気温は29.4℃、路面温度は39.5℃の発表だった。なお今大会のJ-GP3クラス決勝は、土曜日午後に20周のレース1、日曜日午後に同じく20周のレース2というスケジュールとなる。■J-GP3クラス/予選 同じチームの若松 怜選手(JAPAN POST docomo business TP)と岡崎 静夏選手(JAPAN POST Honda RACING TP)が、集団をけん引しながら真っ先に最初のアタックに突入。その一方、前日の特別スポーツ走行でもトップタイムを記録した尾野 弘樹選手(P.MU 7C GALESPEED)は、タイミングをずらして単独でコースインした。5周目、依然として単独走行の尾野選手が、59秒993をマークした。7周目、尾野選手は59秒890までタイムアップ。その直後、高杉 奈緒子選手(TEAM NAOKO KTM)が2番手タイムとなる59秒938を記録して、2人目の59秒台となった。予選トップを獲得した尾野 弘樹選手尾野選手に続いて59秒台をマークした#5高杉 奈緒子選手岡崎選手がタイムアップするも高杉選手が更新 前日の特別スポーツ走行で2番手タイムをマークしている若松選手と、同3番手だった岡崎選手は、順位としては7~8番手あたり。一度ピットインした後、再び2台がランデブーでコースインしたものの、なかなかクリアラップが取れずにいた。しかしラスト5分ほどでチャンスを得ると、ここで若松選手が59秒935をマーク。翌周、今度は岡崎選手が59秒926を叩き出し、これで岡崎選手が2番手、若松選手が3番手となった。 チーム力で勝負する岡崎選手と若松選手に対し、残り約5分でコースインした尾野選手は、再び単独でのアタック。しばらくクリアラップを確保できずにいたが、残り約1分のところで59秒830にタイムを更新した。しかし最終アタックで、高杉選手が尾野選手を超える59秒778。これでレース1は高杉選手のポールポジション確定かと思われたが、尾野選手はアタックをもう1周続けており、59秒588にタイムを更新してチェッカーを受けた。予選3位の岡崎 静夏選手 これにより、予選トップタイムをマークしたのは尾野選手、2番手タイムは高杉選手、3番手は岡崎選手、4番手は若松選手となり、ここまでが59秒台。5~11番手までが1分00秒台で、このうち5番手に武中 駿選手(Team Plusone)、6番手に池上 聖竜選手(MotoUP Racing)がつけている。なお、レース1は予選のベストラップタイム、レース2はセカンドベストラップでグリッド順位を決定。尾野選手はセカンドベストでもトップとなっており、2レースともポールポジションを獲得した。リザルト2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦筑波大会関連記事一覧2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦筑波大会