2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 スーパーバイクレース in SUGO日時:2025年5月24日(土)会場:スポーツランドSUGO(宮城県)天気:曇り路面:ドライ 2025年のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦は、「スーパーバイクレース in SUGO」として5月24日(土)~25日(日)に宮城県・スポーツランドSUGOで開催。JSB1000クラスを除く全日本格式の3クラスは、これが今季初戦となる。 このうちJ-GP3クラスは、まず土曜日に30分間の予選を実施。22台がタイムアタックに臨んだ。天候は曇りで、路面はドライコンディションながら、路面温度は低めで、20~22℃だった。なお今大会のJ-GP3クラス決勝は、日曜日の1レースのみとなる。■J-GP3クラス/予選 予選から、尾野 弘樹選手(P.MU 7C GALESPEED)の独壇場となった。ディフェンディングチャンピオンの尾野選手は、予選開始早々にまずは1分34秒477でトップタイムをマークすると、さらにタイムを縮め、長島 哲太選手が記録してから約13年間も破られていなかった1分33秒658のレコードタイムまで約0.3秒に迫った。その翌周、尾野選手は1分33秒539をマーク。レコード更新を果たした。コースレコードで予選トップを獲得した尾野 弘樹選手(P.MU 7C GALESPEED) 予選時間が10分を過ぎた頃、高杉 奈緒子選手(TEAM NAOKO KTM)と武中 駿選手(Team Plusone)による予選2番手争いが激しくなり、高杉選手が1分34秒286で2番手、武中選手が1分34秒472で3番手に。さらに、ノップルットポン・ブンプラウェット選手(Astemo SI Racing with ThaiHonda)が1分34秒894で4番手、昨年度ランキング2位の若松 怜選手(JAPAN POST docomo business TP)が1分35秒100で5番手、岡崎 静夏選手(JAPAN POST Honda RACING TP)が1分35秒152で6番手につけた。 予選時間が後半に入ったところで、一度ピットインしていた上位勢が再びコースイン。ここからウォームアップを終え、まずタイムを縮めてきたのは1分34秒154の若松選手だった。しかしすぐに、武中選手が1分34秒080で2番手を取り返し、高杉選手が1分34秒196で4番手となった。翌周、若松選手は1分33秒870をマークし、これで尾野選手に次ぐ1分33秒台に。しかし残り4分で、尾野選手が全セクターでベストラップを更新して1分33秒005を記録すると、最後の最後に1分32秒856を叩き出した。 これにより、2位以下を1秒以上も引き離した尾野選手が、決勝のポールポジションを獲得。予選2位に若松選手で、唯一の33秒台となり、3位に武中選手、4位に高杉選手、5位には予選終盤になって1分34秒台に入れた岡崎選手、6位にはこちらも終盤にタイムアップした大田 隼人選手(MARUMAE Dream Kitakyushu CPARIS)、7位にブンプラウェット選手、8位に松島 璃空選手(BREASTO B-TRIBE RACING)が入り、ここまでが1分34秒台だった。予選2の若松 怜選手(JAPAN POST docomo business TP)リザルト2025MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 スーパーバイクレースinSUGO