今年の全日本ロードレース選手権の、シリーズ前半戦最後のレースとなるのがこの筑波大会だ。開催クラスはJ-GP3のみで、6月16日(日)に予選と決勝レースが行われる。 筑波サーキットは屈指のテクニカルコースとして知られ、ライダーのスキル=テクニックの高さが勝敗に大きく関わってくることから、J-GP3ライダーたちにとっては闘争心がより以上に高まる一戦となる。 J-GP3クラスの開幕戦となったもてぎ大会では、若手筆頭の若松怜選手(JAPAN POST docomo business TP)が会心の勝利を挙げた。そして2戦目のSUGO大会では、若松選手、クラス3連覇中のベテラン尾野弘樹選手(P.MU 7C GALESPEED)、若手実力者の木内尚汰選手(Team Plusone)が激しい優勝争いを展開。レースは途中のアクシデントで中止・成立となったが、優勝を遂げたのは尾野選手で、若松選手、木内選手の順となった。※Rd.3 SUGO大会でのトップ争い その後、モビリティリゾートもてぎで行われたIdemitsu FIM アジアロードレース選手権併催のTVS ASIA ONE MAKE CHAMPIONSHIPに出場した尾野選手は、開催された2レースを制覇。いよいよベテランに本来の調子が戻った状態で、筑波では、これまで以上の激しい戦いとなることは必至の状態だ。 また、Hondaマシン多勢の中で、唯一KTMマシンで戦う高杉奈緒子選手(TEAM NAOKO KTM)や、本調子が戻る岡崎静夏選手(JAPAN POST HondaDream TP)の女性ライダーの戦いにも注目したい。さらに、先のTVS ASIA ONE MAKE CHAMPIONSHIPで尾野選手を追い詰めた三谷然選手(P.MU 7C GALESPEED)、昨年のJ-GP3クラスで大活躍した池上聖竜選手(MotoUPRacing)のスポット参戦も決定。こうした表彰台を狙えるポテンシャルを持つ若いライダーたちが多数参戦するのも、この筑波大会の大きな特徴であり、見どころだ。イベント情報6月16日(日)・カッキーのライダートークショー 11:00〜(» 詳細)・JRRコレクション in 筑波 ピットウォーク時にポスター無料配布(» 詳細)・ポディウムサイドパス(抽選) マイスター250・J-GP3・JP250各クラス表彰式に間近に参加(» 詳細)・Thank you for coming Tシャツバズーカ J-GP3クラス表彰式終了後(» 詳細)・コースウォーク(抽選) ピットウォーク開催時(» 詳細)・フラッグタワー体験 ピットウォーク開催時(» 詳細)・Kidsエキシビションレース選手宣誓&グリッドKids(» 詳細)・MRPJブース 8:00〜(» 詳細)※イベントの詳しい情報はJRR公式Xアカウントをご確認ください。【全日本ロードレース選手権 Rd.4】筑波大会公式サイト» 第4戦 筑波大会 公式サイト» 第4戦 筑波大会 チケット案内関連記事一覧» 2024 Rd.4 筑波大会関連記事